【コラム】迷惑メール、情報漏洩に注意しましょう!
7月というと、2014年7月9日に大手企業ベネッセコーポレーションが個人情報の流出事件を起こしたのがこの時期であったと思い出します。
データベースに保管されていた3,504 万件の顧客情報が漏えいしたこの事件は、結果的に企業への損害賠償訴訟や株主代表訴訟にまで発展したことをご存知でしょうか?
当時は非常に大きな社会問題となり、多くの企業が社内のセキュリティシステムを見直すきっかけにもなりました。
被害者への賠償金の支払いのほか、各種の影響で営業利益も下がり被害は壮大だったとの事です。
昨今では管理不足による流出以外にもサイバー攻撃による個人情報流出も増えています。
【サイバー攻撃を仕掛ける人はあの手この手で罠を仕掛けてきます。】
偽サイトにアクセスしてしまった人にウィルスを感染させて情報を抜き取るのが代表的なサイバー攻撃の手口です。
最近だとスマートフォンのSMSやメールに宅配業者や有名な通販サイトを装ってURLをおくりつけて、それを開いた人にウィルスを感染させるケースが多いそうです。
被害を防止するには身に覚えのないSMSやメールのURLは不用意に開かないことが1番です。
情報流出を防ぐためにも一人ひとりが益々変化する防御の為の知識をつけていくことが必要になる時代を迎えています。
N.A