【コラム】群馬の運動会事情
まだまだ残暑が厳しいですが、暦の上では秋真っ盛りで運動会シーズンです。
今回は長野県出身の私が群馬の運動会で驚いたことをまとめてみました。
・組分けが「赤組・白組」ではない
群馬だと、上毛三山をはじめとした山の名前で組分けをする学校が多くみられます。
赤城山、榛名山、妙義山を基にした、赤城団・榛名団・妙義団と団分けされることが多く、学校によっては更に、浅間団・白根団などが加わることもあります。
由来は明治時代まで遡るそうで、群馬師範学校(現 群馬大学教育学部)の運動会が行われていた前橋公園から上毛三山がよく見えた為、山の名前を団に使用しました。
その後、師範学校の卒業生が県内各校に赴任したことで文化が広まっていたと考えられているそうです。
学校によって山ごとの色分けも違うそうですが、どこも赤城団だけは“赤”のハチマキとの事(笑)
みなさんの学校はどうでしたか?
・運動会に屋台が出店する
友人が「運動会の帰りに屋台で食べ物を買ってもらうのが楽しみだった」と言っていたのも驚きでした。
運動会に屋台(露店)が出店する文化は、実は全国的にあるそうなのですが特に北関東3県に多く見られる文化のようです。
ちなみに、人気の高い“らくがきせんべい”は全国的なメニューではないのを知っていましたか?
群馬と静岡以外の地域ではほとんど売られていないそうです。
なぜその2県なのかは…謎です(笑)
群馬県にきてびっくりしたことは運動会以外にも色々ありまして…
上毛かるたや群馬弁のイントネーション(運動着とか前橋とか)
11~20までの数の数え方(過去にコラムになっています→https://www.c-c-nt.com/news/2018/07/)
などなどたくさんあります。
独自の文化を守り続けている群馬県
県外出身だからこそ見える文化もたくさんあり、群馬の人はそれぞれに誇りを持っていることがわかりました。
営業部 A.S