【コラム】赤十字病院に感謝
2020.01.24
昨年の5月よりスタートした令和元年も早いもので令和2年を迎えております。真冬とは思えない程の温かい日々が続きスキーリゾート地は雪不足も心配です。
今年最初のコラムは「赤十字」についてお話させて頂きます。
なぜ今回「赤十字」か?というと、昨年末に自分の家族が急病にて「前橋赤十字病院」に入院する事となりました。病状もある程度落ち着く中で近親者より「赤十字病院って国立?県立?私立?」といった質問が寄せられて明確な回答が出来なかった事が「日本赤十字社」を知るキッカケとなったものです。
まずは基本情報です。
●国際組織
「人の命を尊重し、苦しみの中にいる者は、敵味方の区別なく救う」ことを目的とし、世界192の国と地域に広がる赤十字社・赤新月社のネットワークを生かして活動する組織です。設立は1864年です。
●日本組織
日本赤十字社は上記記載の世界のネットワークのうちの一社であり、西南戦争(明治10年)における負傷者救護で初めての活動を行って以来、国内外における災害救護をはじめとし、苦しむ人を救うために幅広い分野で
活動しています。名誉総裁は皇后雅子妃です。
●前橋赤十字病院
こちらについてはHPに「日本赤十字社群馬県支部設置の病院」との記載があり、「大学病院」 や「公立病院」以外の高度救命救急センターとして全国で初めて、前橋と徳島赤十字病院の2施設が認可となりました。・・との記載があり国立でも公立でも無いようです。しいて言えば「日本赤十字社立」です。
現在の「前橋赤十字病院」は2018年に現在の場所に新築移転し、ドクターヘリの基地病院で自衛隊の大型ヘリが離着陸可能なヘリポートも設置しております。家族が入院以降、毎日通っておりましたがその最新の設備やセキュリティーには驚かされるばかりです。その最新さゆえに日テレ系の今クールの医療系ドラマの撮影場所にもなっており自分も一度テレビクルーが撮影をしているのを見かけました。
赤十字と聞いて思い出すのは「災害時の医師団の派遣」・「献血」ですとか「義援金の振込口座名でよく見かけるな」といった程度のものであり「何となく信用出来る」位の認識でした。今回自分の家族が直接関わり助けて頂いた事により、その基本精神の崇高さやその旗印の下で連日連夜活動される皆さんの意識の高さに触れさせて頂きました。今後はこれを機に微力ながら義援金等で活動への協力・恩返しをしていきたいと思ったものです。
管理部 M・Y