【コラム】端午の節句に『鯉のぼり』を上げる由来
2018.04.25
毎回ホームページをご覧いただきありがとうございます。
今回のコラム担当をさせていただきます入社5ヶ月目の営業担当H・Dです。
今回は『鯉のぼり』についてお話ししたいと思います。
鯉のぼりは、「黄河の急流に竜門と呼ばれる滝があり、その滝を登ろうと多くの魚が試みたものの
登れたのは鯉だけで、登り切った鯉は竜になった」という中国の故事が元となっており、
男の子の出世を願う意味があるとのことです。
また、鯉は清流に限らず環境がよいとは言えない池や沼でも生きていける生命力の強い魚で、
祝い事に鯉を食べる習慣もこの生命力の強さを頂く、という意味もあるそうです。
このようなことから、どのような劣悪な環境においても生き抜くことができるたくましさを備え、
立派に成長して欲しいという意味が込められているとのことです。
さらに、元々武士の家では男の子が生まれると家紋の入った旗や幟(のぼり)を上げる風習があり、
これに対して庶民は幟に縁起物の鯉を描いて掲げていたそうです。
これがやがて、中国の故事と結びつき滝を登る鯉のように、
鯉のぼりが上げられるようになった由来だそうです。
♪やねより たかい こいのぼり
おおきい まごいは おとうさん
ちいさい ひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる♪
この歌を子供のころこの時期になるとよく歌っていたものですが、
いつの間にか歌うことはなくなりました。
社会人になってまだ日の浅い私ですが、「何事にも興味を持って無邪気に遊んでいた小さい頃の純粋な
気持ち」を思い出し、仕事にも基本を大切に一生懸命に取り組んでいかないといい成果を上げられないと
改めて思い直しています。
営業部 H.D