【コラム】言葉の力 ~ありがとうと無視~
2017.12.22いよいよ12月も残すところあとわずか、寒さも増して忙しい季節【師走】になってきましたね。
そこで今回のコラムは、心がほっこり温かくなるようなお話を一つ。
ある小学1年生の少年の夏休みの自由研究の紹介がSNSにアップされ、ちょっとした話題に...。
それは「ありがとうと声をかけたご飯と、無視をしたご飯の実験」というもの。
まず、炊きたてのご飯を2つの同じ形の瓶にそれぞれ入れて蓋をする。
そして、片方の瓶にマジックペンで「ありがとう」と書き、毎日「ありがとう」と声をかける。
もう片方の瓶には何もせず完全に無視を続けるといった内容で、ある夏の7月20日に研究を開始しました。
20日後...無視をされているご飯は少し腐ってきている感じ。「ありがとう」のご飯は白いツブツブのままで変わっていない。
30日後...無視されたご飯はドロドロし始めている。「ありがとう」のご飯はやはり白いまま。
40日後...無視をされたご飯はとうとう液状になってしまった。「ありがとう」のご飯はほとんど変わりなく、腐っていない。
この時点で夏休みが終わったので、少年はひとまず模造紙に結果をまとめて学校に提出しました。
そしてこの頃、たまたま二つの瓶が落下するという事件が...。
そして無視したご飯の瓶が割れてしまったそうですが、なんと「ありがとう」の瓶は割れなかったのです。
自由研究の結果は提出しましたが、こんな出来事もあり親子はそのままゴールの見えない実験を続けて行きました。そして気づけば12月!驚くことに、「ありがとう」のご飯は全く腐敗しておらず、うっすらアイボリーっぽい色になっているのだが、ツブツブはそのままだったそうです。
そしてある天気のよい日にお母さんはいよいよ決心し「ありがとう」のご飯を土に還してあげたそうです。
瓶の蓋を開けた時、ご飯は腐らずに発酵していたと。
お母さんはそれを見て、泣きそうになりながら、何度も何度もご飯に向かい「ありがとう」と言い、
あなたのおかげで「ありがとう」の大切さ、「無視」がどれほど酷い行いなのかよく分かった...と強く思ったそうです。
このSNSの投稿には、様々な反響がありました。
・やっぱり感謝の気持ちを伝えることは大切なのですね! ・感動しました!
・無視した瓶の中に、たまたま米粒を腐敗させる微生物が混入しただけだろう...
・科学的に考えてありえない! ・正直うさんくさい、ご飯に言葉が通じるのか?など、様々でした。
私はというと...確かに科学的根拠のない実験結果だとは思いましたが、「ありがとう」の言葉は
何か素敵な力をご飯に働きかけていたように感じました。
みなさんは、このお話、どのようにお感じになりましたか?
「ありがとう」という言葉、時にプライドや恥じらいが邪魔をして、素直に伝えられないことも
ありますが...素直に伝えることができたら、何か、素敵な出来事や出会いが起こるかもしれませんね☆
最後に...
中央キャリアネットは今年もたくさんの方々と出会い、支えて頂きました!
多くの皆様に感謝申し上げます。
「ありがとうございました!!!」
そして、2018年も、どうぞ宜しくお願い致します。
営業部C・S