【コラム】 熱中症
2015.07.25猛暑つづく毎日 みなさんお疲れさまです。
今月のコラムは営業部の宮川が担当します。
よろしくお願いします。
今回は職場で起こる熱中症について書いてみたいと思います。
職業別に見ると、建設業が40%以上を占め、続いて製造業が約20%を占めるそうです。
発症の時期は7月から8月の高温多湿の午後が多く、約4割がその作業開始日から7日以内に起きるそうです。
ここで、私が過去に見た事例を紹介したいと思います。
Tさんは、39才男性、ある製造会社に勤めていました。この会社では朝礼時に健康管理のため自分で
当日の健康管理シートを記入し職場長に異常がないか報告していました。
ある蒸し暑い日に、健康状態は良好と報告しライン作業を開始しました。
たまたま、欠勤者がいたためいつもとは違うラインの作業になりました。
このラインは空調管理があまり良くなく風通し悪かったそうです。
お昼休みに手にしびれを感じたので、500mlのイオン飲料を飲み、休憩をしたところ回復したので
職場に戻り午後の作業をしていたところ 気分が悪くなり、歩くこともできなくなってしまい
直ちに救急車で搬送され重度の熱中症と診断されました。
今回の事を振り返ってみると、水分補給が不足していたこと、風通りが悪い場所での作業を長時間した
ことにより体温が上昇してしまった事などが考えられます。
熱中症にならない為にも、
① 水分(イオン飲料)をこまめに補給する。
② 塩アメ・梅干などを携帯し塩分を取る。
③ 夜更かしを避け早寝・早起きを心掛ける。
④ 暴飲暴食を避ける(特に冷たい飲料)
以上の事を心掛けるようにすることで熱中症にはなりにくいと思います。
暑い日がつづく中、熱中症に注意しお仕事をがんばってください。